ウエスタンランドの色々
- ワイルド
- 3月11日
- 読了時間: 8分
エリア全体の設定
・舞台となる時代と場所
ウェスタンランドの舞台は、1850年〜1880年代のアメリカ西部、およびその周辺地域です。ゴールドラッシュに沸くカリフォルニアやアリゾナをイメージした赤茶けた大地と岩山が広がり、ミシシッピ川を模したアメリカ川が流れています。
東京ディズニーランドのウェスタンランドはアメリカのディズニーランドをベースにしつつも、独自の世界観をさらに深めた設定になっています。
・この土地の歴史
かつてこの地には先住民族が暮らしていました。その後、19世紀に入るとゴールドラッシュの波が押し寄せ、東部から多くの開拓者・鉱夫・商人・カウボーイたちが西を目指してやってきました。
ウエスタンランドはそうした人々が作り上げた町であり、
金の採掘で財を成した鉱山主
荒野を渡るカウボーイたち
川を行き交う商人たち
町に店を構える商人や職人
保安官と無法者の対立
…といった様々な人間ドラマが日々繰り広げられる活気ある西部の町として設定されています。
ビッグサンダー・マウンテン
ウェスタンランドの象徴的なアトラクション、ビッグサンダー・マウンテン。
この山はかつて豊富な金脈を持つ鉱山でした。
昔からこの地に住んでいた先住民(ネイティブ・アメリカン)は、雨季に山から流れる大きな滝の音や、岩山に響く反響音を「大きな雷の音」と捉え、畏怖を込めてビックサンダーマウンテンと名がついていました。
19世紀中頃のゴールドラッシュの時代、多くの鉱山師たちがここに集まり、山の内部を掘り進めました。「ビッグサンダー・マイニング・カンパニー(Big Thunder Mining Company)」という会社名が前面に出て採掘を始めました。
呪いの始まり
しかしこの山は、先住民族の人々にとって神聖な場所でした。彼らは「この山の金に手をつければ必ず祟りがある」と繰り返し警告しましたが、金に目がくらんだ鉱山師たちは耳を貸しませんでした。
掘削が進むにつれ、不思議な出来事が次々と起こり始めます。
原因不明の落盤事故が頻発
鉱山内で働いていた坑夫が次々と姿を消す
誰も操作していないのに鉱山列車が猛スピードで走り出す
深夜に山全体が轟音とともに揺れる
やがて鉱山会社ビッグサンダー・マイニング・カンパニーは操業を停止せざるを得なくなり、山は廃鉱となりました。
幽霊列車の伝説
廃鉱になってからも、鉱山列車は時おり猛スピードで走り出すという目撃情報が後を絶ちません。地元の人々は「坑夫たちの霊が列車を動かしている」と噂しています。
ゲストが乗り込む列車こそ、まさにその「幽霊列車」という設定です。誰も運転していない暴走列車に乗せられたゲストは、廃鉱の内部・岩山の峰・荒野を猛スピードで駆け抜けることになります。
待機列・周辺の細かい設定
「ビッグサンダー採掘会社」の看板や書類が掲示されている
採掘記録・事故報告書が壁に貼られており、読むと呪いの経緯がわかる
坑夫たちの使っていた道具・ランタン・作業着などが散乱している
ダイナマイトの箱が積み上げられており当時の緊迫感を演出
山の各所に動物の骨や化石が埋め込まれている
カントリーベア・シアター
グリズリー・ホールの設定
カントリーベア・シアターの舞台は「グリズリー・ホール」という名の古いショーハウスです。ウェスタンランドの中心に位置するこの小屋は、西部のカウボーイやならず者たちが集まる娯楽の場として長年親しまれてきた、という設定になっています。
クマたちの世界
このシアターに出演するのは、すべてクマのキャラクターたちです。彼らはれっきとした「西部の芸人」であり、それぞれに個性豊かなキャラクター設定があります。
歌手・ミュージシャン・コメディアンなど多彩な役割
クマたちのショーは「西部で最も有名な娯楽」という設定
ショーハウスの歴史は数十年にわたるとされている
観客席や舞台のデザインも、19世紀の西部の小屋小屋した雰囲気が徹底されており、天井の剥製や古びた照明が世界観を高めています。
1. 司会進行とリーダー
・ヘンリー (Henry): ショーの司会者(マスター・オブ・ベア・エモニーズ)。シルクハットがトレードマークの紳士的なクマです。
・サミー (Sammy): ヘンリーの帽子の中に隠れている小さなアライグマ(おそらく)。実はヘンリーの相棒です。
2. バンドメンバー「ザ・ファイブ・ベアラグズ」
カントリーを演奏する中心メンバーです。
・ジグ (Zeke): バンジョー担当。リーダー格で、洗濯桶を使った楽器を弾くことも。
・ゼブ (Zeb): バイオリン(フィドル)担当。
・テッド (Ted): トウモロコシの芯で作ったパンフルートなどを担当。
・フレッド (Fred): 大きなハーモニカ担当。
・テネシー (Tennessee): 一本弦のベース担当。
3. 個性派のソロシンガー
・ビッグ・アル (Big Al): 一番人気の食いしん坊なクマ。低い声で「血だらけのサドル(Blood on the Saddle)」をシュールに歌い上げます。
・トリキシー (Trixie): 大きなリボンが特徴。失恋ソングを感情たっぷりに歌うベテラン歌手です。
・ウェンデル (Wendell): ちょっとお調子者のクマ。ヘンリーをからかったりします。
・リバーリップス・マックグロウ (Riverlips McGrowl): 突き出た唇が特徴で、ロックンロール調の曲が得意。
・シェーカー (Shaker): 体を揺らしながら(シェイクしながら)激しく歌うパフォーマンスが持ち味。
・アーネスト (Ernest): おしゃれ好きで、17個もトランクを持っているというこだわり派。
4. 天井・ステージ下から登場する
・テディ・バラ (Teddi Barra): 「ダコタの宝石」と呼ばれるスウィングの女王。天井からブランコに乗って降りてきます。
・ザ・サンボネッツ (The Sun Bonnets): バニー、バブルス、ビューラーの三つ子の女の子たち。お揃いのボンネット帽をかぶって可愛いハーモニーを聴かせてくれます。
5. ステージ外の「壁」の仲間たち
・マックス: ヘラジカ
・バフ: バッファロー
・メルビン: シカ
蒸気船マーク・トウェイン号
ウェスタンランドの川(アメリカ川)を悠々と航行する蒸気外輪船「マーク・トウェイン号」。この船は19世紀後半にミシシッピ川で活躍した実在の外輪船をモデルにしています。
船名の由来は、アメリカの作家マーク・トウェインです。彼は若い頃に蒸気船の水先案内人として働いており、「マーク・トウェイン(水深2尋 約3.6m)」という水深を測る掛け声がペンネームの由来になったとされています。
船内の設定
1870年代に建造された豪華蒸気船という設定
船長・乗組員のキャラクター設定あり
船内には当時の航路図や積み荷の記録が展示
デッキから見える西部の風景(岩山・動物・先住民の集落など)はすべて作り込まれた舞台装置
航行中に見えるジオラマには、動物、先住民族のテント(ティピ)、などが再現されており、西部の生活風景を立体的に体験できます。ビックサンダーマウンテンに差し掛かる頃、山のふもとに老人が椅子に座って寝ているところがみえてきます。彼の名前は(セドナ・)サム。
彼はかつてこの金鉱山で一攫千金を夢見ていた老いぼれ鉱夫です。
見た目の特徴はつばの広い帽子をかぶり、白い髭を蓄え、ゆったりとした服を着て座っています。彼のそばには、いつも忠実な犬のベニーがいます。
かつては金を探してバリバリ働いていたサムですが、現在はすっかり隠居(あるいは休憩)中。彼はよく居眠りをしており、時折いびきが聞こえてくることもあります。 彼の周りには洗濯物が干してあったり、生活感があふれています。
相棒の犬、ベニーはサムの代わりに「鍵」をくわえて番をしている姿が有名です。
前述の通りビッグサンダー・マウンテンは、かつてゴールドラッシュに沸いた場所ですが、「山の神の怒り」によって無人列車が暴走し、廃坑になったという設定があります。
サムは、そんな危険な山での過酷な労働を終え、今はふもとでのんびりと余生を過ごしている生き証人のような存在です。ゲストがスリリングな体験を終えて戻ってくる場所に彼がいることで、物語にどこか平和でユーモラスな結末を添えてくれています。
サムのそばにいる犬のベニーがくわえている「鍵」は、カリブの海賊に登場する犬へのオマージュだという説もあります。
彼は以前、蒸気船マークトウェイン号の船内放送でも言及されることがありました。今度どこかで彼の「いびき」が聞こえるか耳を澄ませてみてください。
トム・ソーヤ島いかだ
アメリカ川の中州に浮かぶ「トム・ソーヤ島」は、マーク・トウェインの小説『トム・ソーヤの冒険』の世界をそのまま再現した島です。
小説の主人公・トム・ソーヤが仲間たちと探検・冒険した島というコンセプトで、島全体が探検できるアトラクションになっています。
島のな主スポット
・インジャンジョーの洞窟:不気味な洞窟
・トムソーヤのツリーハウス:見晴らしの良いツリーハウス
・サムクレメンズ砦:旅人の休憩所
・ドクロ岩:水が噴き出る岩
・キャッスルロック:岩の要塞
・スマグラーのつり橋:揺れるつり橋
いかだの名称一覧
・トム (Tom):主人公のトム・ソーヤ
・ハック (Huck):トムの親友ハックルベリー・フィン
・ベッキー (Becky):トムが思いを寄せるベッキー・サッチャー
・インジャン・ジョー (Injun Joe):物語に登場する悪役
各いかだ定員55名

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